婚活中の皆さん!こんにちは、仲人庵の松山陽一です。
幾つになっても、可愛い我が子の将来を心配するのが親心というもの。
晩婚化と言われる中、恋愛に消極的な子どもの力になりたいと行動する親は増加傾向にあります。
そのため、注目されているのが親の代理婚活です。
代理婚活で親はどこまで介入出来るのか、流れやメリットを知りたい親御さんもいるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、
- 親が代理で結婚相談所に入会できるの?
- 代理婚活の流れは?
- 代理婚活のメリット・デメリットは?
- 代理婚活の注意点は?
といった疑問を解決します。
代理婚活にオススメの婚活方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
親御さんによる代理婚活を理解し、子どもの背中を押すきっかけを作りましょう!
子どもの結婚に悩む親御さんは、下記の記事もチェックしてみてください。
目次
親の代理婚活とは
親の代理婚活とは、親が子どもの代わりに婚活することです。
婚活意欲を持つ子どもの親同士が交流し、年収や職業など条件に合ったお相手を探して、子どものお見合いにつなげるのが一般的な流れとなります。
親の代理婚活の増加理由は、日本で晩婚化が進んでいるためです。
株式会社リベルタス・コンサルティングの調査によると、50歳時の未婚割合の推移は2020年時点で男性28.3%、女性17.8%と年々上昇しています。
引用:株式会社リベルタス・コンサルティング「少子化が我が国の社会経済に与える影響に関する調査報告書」
そもそも、お見合いとは第三者が結婚願望を持つ男女を引き合わせる日本に古くからある慣習です。
結婚意欲はあるものの「異性と出会うきっかけがない」「恋愛経験が少ないため、アプローチ方法が分からない」といった悩みを抱える方もいます。
恋愛に消極的な子どもを結婚へ導けるよう、一肌脱ぐ親の代理婚活は古くから続く日本の慣習を取り入れたお見合いとして注目されているのです。
お見合い結婚の魅力をさらに知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
親が代理で結婚相談所に入会できるの?流れを解説
代理婚活が注目されていることもあり、親が代理で入会できる結婚相談所は全国各地に存在します。
当相談所でも、親が代理で入会可能です!
とはいえ、親による代理入会を認めていない結婚相談所もあるため、事前に問い合わせてみましょう。
親が代理で結婚相談所に入会する場合、婚活は下記の流れで進みます。
- 仲人さんと相談のもと、親がお相手を見つける
- 子ども同士がお見合いを了承
- 子ども同士のお見合いがスタート
- 双方、仮交際へ進展の意向がある
- 仲人さんを通じて、親または当人にお相手の連絡先を伝える
- 当人同士がやり取りをし、交際を進めていく
お見合いに親は同席できないケースがほとんどです。
当相談所でのお見合いは原則として本人同士で行うため、ご家族の方はご遠慮いただいています。
結婚相談所の代理婚活を前提にすると、親同士が連絡先を交換することはありません。
実際に連絡を取り合うのはお見合いした当人同士となるため、親はお見合いまでの橋渡しをする役割だと考えておきましょう。
親が代理婚活をする3つのメリット
子どもに代わって、親が婚活を進めていくことにネガティブなイメージを持つ方もいます。
ただ、親が代理婚活するからこそ得られるメリットも。
代理婚活をする3つの利点を解説します。
親だからこそ知る子の魅力をアピールできる
第三者目線から当人の人柄をアピールできるのが、代理婚活のメリットです。
自己アピールが苦手なため、自分の魅力が引き出せず、婚活に苦戦する方は多く見られます。
小さい頃からずっと見守ってきた親だからこそ分かる子どもの性格や良さをアプローチ出来るのが、代理婚活の特徴。
親のプレゼンにより信頼性や説得力が増すため、お見合いへ発展しやすくなります。
恋愛に消極的な子どもを後押しできる
親の介入により、子どもを婚活という名のステージまで導けます。
親に代理婚活をしてもらう子どもの多くは、恋愛経験が少ない、もしくは出会いがなく結婚を半ば諦めているためです。
結婚したい気持ちはあっても、積極的にアクションを起こせない理由から「自分は結婚できない」とマイナス思考に陥っている傾向があります。
親の行動により、子どもが結婚に対して前向きになるきっかけを作れるのが、代理婚活の良さです。
また、代理婚活では親同士が話を進めるため、お相手両親への挨拶というハードルが低くなります。
親が間を取り持つことで、恋愛に消極的な子どもでも、スムーズに婚活を進めやすいのがメリットです。
結婚後は過干渉することなく子どもを見守れる
代理婚活では親同士がお見合いに向けて話を進めていくため、お互いの家庭環境をある程度理解しています。
我が子からではなく、お相手の親から事前にお相手の情報を得られるからこそ、結婚生活に対する不安が解消されるのです。
つまり、婚活や結婚生活を進めていくうちにありがちな「(お相手)さんはそんな人だったの?」といったギャップが生じにくくなります。
親がお相手の情報を事前に把握しているため、過干渉になりにくいのが良さと言えるでしょう。
親が代理婚活をする3つのデメリット
子どもがやる気になってくれなければ、婚活は進みません。
親だけが頑張ってしまうと、トラブルに見舞われることもあるでしょう。
代理婚活のデメリットを3つ解説します。
破談などトラブルにつながる可能性がある
第三者を介して進める代理婚活は、いざ当人同士が交際を進めていくと「聞いていた話と違う」といったトラブルに発展しやすいのがデメリットです。
親が薦める結婚相手となるため、実際に気が合うか定かではありません。
性格や価値観の不一致から、破談する場合も十分考えられます。
ただ、場合によっては当人だけでなく、親同士を巻き込み慰謝料が発生するトラブルにつながる可能性もあるため、慎重に進めていくのが重要です。
親子関係にヒビが入る恐れがある
我が子のために良かれと思ってはじめた代理婚活が逆効果となり、家族関係を悪化させる場合もあります。
代理婚活をスタートしたとしても、親の思う通りに子どもは動いてくれません。
親が積極的に行動しすぎると、子どもにプレッシャーがのしかかるほか、時には煩わしいと感じる場合もあるでしょう。
また、当人同士の婚活が上手く進まなかった際、「選ぶ相手が悪いんだ」と子どもから責められることも。
親子関係にヒビが入らないよう、親の行き過ぎた行動は避けるのが無難です。
親の負担が大きくなる
代理婚活をする親は、精神的なストレスや金銭的な負担がかかります。
子どもが結婚に前向きになってくれるよう、婚活費用を工面するケースが多いためです。
そのうえ、消極的な子どもに代わって、親が積極的に行動しなければ婚活は進みません。
我が子の将来がかかっているため、親は時間と神経を使います。
婚活が長引く分だけ費用もかさむことから、心身の疲労や経済的な負担は大きいでしょう。
結婚相談所の料金相場について知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
親が代理婚活をする上での注意点
婚活は子どもの気持ちを優先しながら、進めていかなければなりません。
親が代理婚活する上で、気を付けるポイントを解説します。
親子関係が悪化しないよう、以下参考にしてください。
子どもの同意を得てから代理婚活をする
代理婚活は、子どもの同意を得てから、スタートするのが大前提です。
結婚相談所に入会する場合、子どもの本人確認書類や詳細データの分かる書類が必要となります。
親が書類を勝手に準備して、入会手続きを進めると、契約違反となりますので要注意です。
親子間のトラブルにつながらないよう、子どもの意思を確認した上で代理婚活を始めましょう。
子どもの意思を尊重する
子どもとしっかり話し合いながら進めていくのが、代理婚活を成功させる秘訣です。
代理婚活ではお見合い相手を親が探すため、条件を勝手に付け加えたり、独断で話を進めたりしてしまいがち。
親だけが盛り上がった状態だと、子どもは婚活に対する意欲を失ってしまいます。
例えば、子どもに聞こえるような声で仲人さんと電話する、もしくはテーブルにお相手のプロフィールの紙を置いておくなど、徐々に婚活に興味を持たせることが大切です。
親だけが先走らず、子どもの意思を尊重しながら、婚活を進めていきましょう。
子ども同士が婚活をスタートしたら、余計な介入は避ける
お見合いにつなげることが代理婚活する親の役割のため、子どもが婚活をスタートしたら、温かく見守ってください。
仲人さんに進捗状況を聞くといった過干渉となる行動や余計な介入は、避けるのが無難です。
子ども自身が行動出来るよう、悩みがあれば親身になって聞いたり、アドバイスしたりとサポートに徹しましょう。
婚活は当人同士が進めていくという点を、意識するのがポイントです。
親が代理婚活をする上でオススメなのが仲人型結婚相談所
親が代理婚活する上でオススメなのが、仲人さんと一緒に婚活を進めていく仲人型結婚相談所です。
代理婚活を始めていくと、どうしても親の主観が入ってしまいがちになります。
仲人型結婚相談所では、親子だけでなく第三者となる仲人さんの意見も得られるため、親が勝手に話を進めていくといったトラブルを防げるのが特徴です。
また、子どもがお見合いや婚活に興味を持つよう相談できるのも大きなメリット。
仲人さんが子どもの意見をくみ取ってくれるため、親子ともに冷静に代理婚活を進められます。
まとめ
「孫の顔が見たい」「子どもに幸せな家庭を築いてほしい」という親心から、代理婚活は注目を集めています。
親だからこそアピールできる子どもの人間性や魅力を伝えられるため、婚活を合理的に進められるのが代理婚活のメリット。
とはいえ、親だけが頑張りすぎてしまうと、家族関係にヒビが入ってしまう可能性も考えられます。
最終的に選択するのは子どものため、子供としっかり話し合いながら、婚活を進めていくのが成功の秘訣です。
結婚したい意欲があるものの、なかなか行動に移せない子どもがいる場合、選択肢の一つとして代理婚活を検討してみて下さい。
松山 陽一
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