婚活中の皆さん!こんにちは、仲人庵の松山です。
婚活中の方の中には結婚後、自分の親との関わりを気にしている方がいるかもしれません。
例えば「親と離れるなんて考えられない」「親がいないとやっていけない」など。
このような悩みが深刻な場合、もしかしたら共依存親子の恐れがあります。
共依存親子は結婚後の生活に影響がありますので、結婚前に改善しておきたい関係です。
「もしかして私も・・・」と思う婚活中の方は、良好な結婚生活を送るために事前に対策しておきましょう。
そこで今回は共依存親子の結婚についてお伝えします。
共依存親子の特徴や原因、対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
共依存親子の子供が結婚するとどうなる!?
私は共依存親子かもしれません。
結婚は難しいのでしょうか?
親と共依存状態になっていたとしても、結婚出来る人もいますよ。
もし、あなたが親と共依存になっているかどうか、心配でしたら、今回の記事を最後まで読んで欲しいです。
良好な結婚生活を続けていく上でのポイントも伝えていますので、参考にしてみて下さいね。
はじめに共依存親子の結婚について紹介します。
お伝えする内容は、結婚後の生活についてです。
良好な結婚生活を築けない!?最悪の場合離婚の恐れが
共依存親子の子供は、良好な結婚生活を築きにくいと言われています。
なぜなら夫婦問題に親が口を挟んできたり、子供が夫婦問題を親に逐一確認したりすることが多いためです。
共依存親子の場合、パートナーも苦しめてしまいます。
このような状態が続くと、上手く夫婦関係を築けず、最悪の場合離婚の恐れも。
共依存親子の場合は、結婚前に親子関係を改善しておくことがポイントです。
改善しておけば、良好な結婚生活が築きやすくなるでしょう。
下記の記事も、ぜひ参考にしてみて下さい。
共依存親子とは?どのような親子関係!?
私は結婚して、親元を離れることに寂しさを感じています。
親も同じ気持ちがあるようです。
共依存親子なのでしょうか?
結婚で親元を離れるとなると、ごく普通の感覚を持った親子でも、寂しい気持ちは出てくるもの。
寂しい気持ちが出てくるだけでしたら、共依存親子と言えない部分もあるかと思います。
ただ、寂しさのあまり、親が自分の考えを子供に押し付けたり、子供への過干渉が頻繁にあるのなら、気を付けなければいけません。
共依存親子になってしまうきっかけは親が無意識に作り出していることが多かったりしますね。
次は共依存親子の関係性について紹介します。
お伝えする内容は、共依存親子の状態です。
あなたは大丈夫!?親子がお互い依存し合っている
共依存親子とは、名前のとおりお互いが共存しあっている関係です。
相手との関係に過剰に依存して、その関係性に囚われています。(参照元:第5章 第7節 家族支援|https://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/h19-2/html/5_7_3.html)
共依存親子の関係に囚われていると、日常生活でも支障が出てしまうでしょう。
「子供・親がいないと生きていけない」という思考に陥ってしまいます。
このような考え方になる人間関係は、良好な関係とはいえません。
良好な親子関係は自分らしく接することができて、お互いが思い合える関係ではないでしょうか。
共依存親子の特徴は?当てはまったら注意!
共依存親子の特徴は相手に意識を向けて、自分のことを大切にしていない状態です。
共依存親子の特徴について、親と子供別にまとめています。
親 | 子供 |
子供を自分のそばにずっと置いておきたいと思っている | 親から離れられないと思っている |
経済的に自立している子供に、必要以上にお金を渡している | 要求されてお金を必要以上に渡している |
依存している関係が普通だと思っている | 幼い頃から依存関係が続いている |
当てはまっているところはないか、親子関係を思い出しながら確認してみましょう。
また、ここからは共依存親子の特徴について掘り下げていきます。
お伝えする内容は、具体例やその理由などです。
頑なに子供が実家を出ていこうとしない
子供が自立していても、いつまでも実家に住んでいる場合は注意が必要です。
病気やケガ、金銭的問題などがあれば、実家に住むことがあるかと思います。
また、自立しながらも結婚するまでは「親と一緒に暮らそう」と、親孝行も兼ねて、実家に住む方もいるかもしれません。
しかし「親から離れられない」「ずっと家にいなければいけない」という感情があると、共依存親子の可能性が高まります。
特に理由なく実家に住んでいる方は、上記のような感情になっていないか確認してみましょう。
当てはまるようであれば、まずは一人暮らしに挑戦するのがおすすめです。
実家暮らしの方は、下記の記事もあわせて参考にしてみて下さい。
働いているのに!親がいつまでも経済的援助をしている
子供が経済的に自立しているのに、親がいつまでも経済的援助をしているのは共依存親子である恐れが。
贈り物やお裾分けなどは、コミュニケーションの1つです。
しかし、金銭を必要以上に渡すのは良好な親子関係とはいえないでしょう。
怪我や病気など問題がない状態で、金銭的に尽くす必要はありません。
それは「親から子供」「子供から親」どちらにもいえます。
これが一番怖いかも!?お互いが依存している自覚がない
共依存親子は最近築かれた関係ではなく、長年かけて築いた関係です。
そのため、お互いが依存していることに自覚していないケースがあります。
依存している関係が、通常であると思っていることも。
このような状態では、いつまでも関係性を改善することは難しいでしょう。
「親に対して依存心はないか」「親から依存されていないか」今一度親子関係の振り返りをおすすめします。
振り返ってみて依存心に気付けたなら、改善に努めましょう。
なぜ共依存親子になってしまうのか?原因を解説!
共依存親子の原因の一部例は、以下の通りです。
- 自分に依存するように仕向ける
- 自分の価値を見出せない
- 家族関係が良好でない
ここからは共依存親子の原因について、深く掘り下げていきましょう。
お伝えする内容は、親子の接し方や周りの環境です。
子供が幼い頃から依存するように親が刷り込んでいる!
子供が幼い頃から依存するように、親が刷り込んでいると共依存親子になる恐れがあります。
子供が幼い頃は、親がすべてです。
依存するように育てると、子供が大人になってからも依存状態のままである恐れが。
親以外にも信頼できる人がいることに気付けば良いのですが、そうでなければ日常の中で苦労を感じることが多いかもしれません。
自分の力だけで親との関係性改善は難しいと思いますので、援助してくれる施設やセンターを頼ることもおすすめします。
完全には難しいかもしれませんが、刷り込まれた依存を軽減させていくことが大切です。
愛情とは違う!親が子供を甘やかしすぎる
共依存親子の特徴の1つに「甘やかせる」がありますが、親が子供を過度に甘やかすのは愛情とは異なります。
子供が幼いときは叱るときには叱り、褒めるときには褒めることが必要です。
子供が求めていないのに過度に援助することは、甘やかせていることになります。
「優しさ」と「甘やかせる」の違いは難しいですが、親の見極めが大切です。
親が無自覚に甘やかせていた場合もありますが、成長するにつれて子供が苦労する恐れがあります。
家庭環境が影響しているかも!?
共依存親子は家庭環境が影響している可能性があります。
例えば、夫からのDVや親族との関係などです。
置かれている環境によって、共依存親子になる恐れがあります。
家庭環境による共依存親子だと気づいた場合は、支援所を頼ることがおすすめです。
自分たちだけで抱え込まずに、人の力を借りて改善していきましょう。
第三者の方が気づきやすいこともあります。
共依存親子だと気づいたら!?対処法を解説!
共依存親子を辞めたいです。
でも、親のことは大切にしたいです。
どのように接すればよいのでしょうか?
共依存親子を辞めることは難しいです。
子供が辞めたくても、親が共依存の自覚がないケースが多く、親子関係の改善には時間が掛かります。
まずは親との接し方を変えていくことが必要となり、親とのべったりの時間は減らしていくことが必要となりそうです。
親のことを大切にしたい気持ちがあるようでしたら、親と近い関係のある親族に相談してみるのも良いでしょう。
親しい人からの指摘によって、親も少しずつ変わる時もあるかもしれません。
この章では、共依存親子だと気づいたときの対処法を紹介します。
お伝えする内容は、対処の具体的な方法や考え方などです。
認めたくなくても今の状況を認識する!
まずは自分たちが共依存親子であることを認識しましょう。
認めたくないという気持ちがあると、現状を把握できません。
自分の考え方や親・子との距離感などを振り返る必要があります。
親子関係を振り返ると、今まで普通と思っていたことに疑問が沸くかもしれません。
疑問点について深く考えて、共依存関係改善に活かす必要があります。
現状や過去の出来事、考え方など書き出すことで見えてくることがあるかもしれません。
距離感が大切!親子で過ごす時間を減らそう!
共依存親子は心の距離感が近いことが多いので、まずは親子で過ごす時間を減らしましょう。
一人暮らしをしたり、一人暮らしが難しいなら、顔を合わせる時間を減らしたりするのがおすすめ。
物理的に距離を取ることで、お互いが干渉したり支配しあったりする時間が減ります。
このように少しずつお互いの心や頭から、相手への感情を取り除いていく作業が必要です。
すぐには難しいと思うので、少しずつ改善していきましょう。
相手の意見が全てではない!自分の感情に従って行動しよう!
共依存親子は「相手の意見が正しい」と思い込んでいるケースがよくあります。
自分に自信がなく、判断を相手に任せている状態です。
このような状態が続くと、自分がどうしたいのか分からなくなる恐れがあります。
そうなると、いつまでも依存状態から抜け出せません。
まずは自分の感情や、意見を大切にするようにしましょう。
日頃から「自分はどうしたいのか」と、問いかけることがポイントです。
共依存親子の子供が良好な結婚生活を長く続けていくには
共依存親子の子供が良好な結婚生活を、長く続けていくには親子関係の改善が重要です。
今回の記事の内容を、ぜひ参考にしてみてください。
自分たちでの改善が難しければ、支援センターを頼るのがおすすめです。
親子関係を改善していくことで「親以外にも大切で、信頼できる人がいる」と気付けます。
少しずつ改善していけたら、きっと良好な結婚生活を送れるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は共依存親子について紹介しました。
共依存親子の子供が結婚すると良好な結婚生活を築きにくく、離婚してしまう恐れがあります。
共依存親子は長年構築された関係で、自分たちで気づいていないケースも。
「もしかして」と思うことがありましたら、今一度親子関係を振り返ることがおすすめです。
共依存親子の関係を改善して、良好な結婚生活を送りましょう。
松山 陽一
最新記事 by 松山 陽一 (全て見る)
- 忙しい男性が本命にしたくなる婚活女性とは?男性を振り向かせる3つの秘訣 - 2024年3月12日
- 【恋愛】社交辞令と脈ありの見分け方5選!社交辞令を真に受ける人は発達障害? - 2024年3月11日
- 交際終了したお相手との復縁は可能?成婚も可能?成功のための7つのコツ - 2024年3月10日